
【1】文字ばかりだと読みにくい!
情報が豊かで読んでタメになるというサイトを作ることはとても大事ですが、あまりにも情報が詰まっていて、文字がたくさんあるイメージの強いページというのは、逆に訪問者を遠ざけてしまう傾向があります。私は本を読むのが好きなので、かなり文字でびっしりのサイトも好きなのですが、やはりウィキペディアのような辞書的なサイトや、医療系や法律系の知識こそ命、という感じのサイトに限ります。ちょっとした情報を知りたくてサイトを訪れた時に、あまりにも文字がびっしりだと、面倒だと思って他のサイトに移ってしまうこともあります。
これが、あまり文字を読むのが好きでない人や、スマホでサイトをチェックしている人であればなおさらだと思います。やはり、情報豊かだと言ってもバランスが大事だということです。また、文字だけですべての説明を終わらせるのではなく、その説明を補足するイラストや画像を置くことで、より理解度を上げることもできます。そのためにも、適度にページ内に写真やイラスト、動画などのビジュアルを置くことが肝心なのです。
こちらは歯医者さんのサイトですが、あたたかいイラストがサイトの随所に散りばめられています。またイラストに動きもついていて、見るのが楽しいです。
【2】画像を挟んでバランス良く!
特に難しい内容の説明ではなく、画像による説明がいらないとしても、画像を置くことにはメリットがあります。料理に例えると、メインディッシュだけでなく箸休めのちょっとした小皿があると、気分が変わっておいしく全部食べられるように、文章だけでなくちょっとした画像があると、気軽にページを読めて飽きずにいられるようになります。
こちらのサイトでは、写真やイラスト、動画も挿入されていてページ全体にリズム感があります。
文字だけで単調に説明するだけでは伝わらない、元気良さや明るさも伝わってきて、より楽しく読み進めることができます。
ママンカ市場|イラストや動画リンクなどを入れて楽しげな雰囲気に。
【3】画像の説明をつける!
画像の置き方にはいろいろな方法がありますが、基本は文章の説明に画像が必要な場合には、その説明の上、もしくは下に画像を配置して関連性を付けるようにします。できればキャプションをつけることによって、より分かりやすい説明となります。単にイメージ写真を置く場合は、序文もしくは目次の下に付けることによって、ページの軽さを演出することができます。また、内容をいくつかの見出しに分けて少し長めのページとする時は、その見出しごとに画像を配置することで、飽きずに最後まで見てもらえる工夫ができると思います。
【4】リンクにもアイコンや画像を置いてみる!
もう一つの画像の用い方で使えるなと個人的に思うのは、他のページへの誘導リンクに小さめの画像を貼るという方法です。文字だけだとあまり興味を示さないものでも、画像があるとつい気になってしまうことが多いので、誘導率を上げられると思います。同じサイトに訪問者をいかにして留まらせるかというのは大事なポイントですので、このテクニックを使ってみるのはいかがでしょうか。
こちらは、イラストの説明もかわいらしいですが、「ツアーを見る」「航空券を見る」というリンクボタンを、四角で囲み、
リンクだと分かりやすくしているのに加え、文字の前にイラストのアイコンを入れて、クリックしやすく工夫していますね。